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桟瓦のお話し

粘土瓦の桟瓦には、様々な寸法、形状があります。
まずは形状から
IMG_4643.jpg
【切落】
桟瓦の水垂れの部分が、角形になっているもの
昔からある形状で、一般住宅は勿論、社寺仏閣に多く使われ、葺き上がりは重厚感を醸し出します。
P1050741_20130116131433.jpg
【面取】
桟瓦の水垂れ部分を丸くした瓦のことをいいます。
現在、地域性もありますが、圧倒的に多く使用されている形状です。

続きましてサイズは?というと…
P1070726.jpg
左側 53判 右側 80判
【53判】
和型桟瓦の大きさを表すもので、1坪当り53枚必要な大きさの桟瓦のことを言います。
53判にはA型とB型があり、53Aは淡路と愛知県の三州瓦で多く製造され、53Bは島根県の石州瓦のみ製造されています。(一部石州でもA型を製造)
53Aの働き寸法は、働き幅265ミリ、働き足235ミリ、53Bの働き幅は275ミリ、働き足は225ミリで53Aより、少し幅広なタイプになっています。
また、現在出荷されている多くは53判になっています。
【56判】
1坪当り56枚必要な大きさの桟瓦。
関西地方で多く使用されています。
【80判】
働き幅212ミリ、働き足181ミリの桟瓦のことをいい、通称「小瓦」と呼ばれ、庇、門、塀などに用いられる瓦です。
【その他】
60判、64判、100判、深切判、両深判などがあります。

一口に「粘土瓦」と言っても地域性などがあり、多くの種類があります。
桟瓦がこれだけ種類があるということは、付随する役瓦(軒瓦、袖瓦、棟瓦)がそれぞれあり、莫大な種類を各製造元が製造しています。
地震の備えも勿論大事ですが、降水量の多い日本。
桟瓦に「山」と「谷」があることにより、雨水をスムーズに流し、屋根を長持ちさせる、とても優れた屋根材です。
各地方の伝統的な景観を少しでも維持するため、各窯元は日々努力していますので、是非新築、葺き替えをご検討中の皆様、家を守るため非常に大事な「屋根」。軽量化、デザイン等の問題もありますが、「屋根」について、じっくりご検討いただければ幸いです。

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