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瓦葺きの工法について

瓦葺きには様々な工法があります。
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【引掛け桟工法】
瓦の葺き足寸法で瓦桟木を打ち、瓦を引掛けて葺き、多くは、ステンレス釘で留め付けする工法です。
《長所》
1、荷重の軽減が図れる。
2、雁足(斜め線)を通すことが容易など
《短所》
1、野地板のむら(凸凹)の修正がしにくい。
2、瓦のネジレがある場合葺きにくいなど
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【土葺き工法】
《長所》
1、野地板のむらの修正ができる。
2、寒暖の調整がなされる。
3、瓦のネジレが修正でき、落ち着きのある美しく葺くことができるなど
《短所》
1、荷重が重くなるので、建築構造の軸組等を太くする必要があるなど
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【なじみ土葺き工法】
《長所》
1、土葺き工法と引掛け桟工法の長所を取り入れた工法。
《短所》
1、施工費が高くなる。

現在では、瓦の精度の向上によるネジレの低減、屋根荷重の軽減、釘留めによる耐風性能向上などにより、圧倒的に「引掛け桟工法」が採用されています。
よく、展示会等では「昔に比べ瓦は軽くなったのですか?」と質問をされますが、瓦の重量はあまり変わりませんが、葺き土を使用しないことにより、荷重は軽減されています。
「土葺き工法」の良さも継承していきたいのですが、時代の流れなので仕方ないですね。
※参考資料
 甍技塾発行 瓦施工書
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